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CHANGE

 2008-11-05
「変革」を訴えて歴史を塗り替えたオバマ新大統領。
世界中が注目した大統領選を圧倒的な勝利で収めた。
(とここで書く必要もないと思うのだが・・・)
多文化国家にまさに必要だった変革とも言えよう。
今後このアメリカというサラダ・ボウルがどのような形に
変貌していくのか気になるところだが
初の黒人大統領への期待が大きいだけに
良き変革を実現できることを祈りたい。


唐突だが、一方でネパールでは意外なところにチェンジが。
元国王の基づく市当局 (Muncipality)が改名されたのである。

ネパールを統一したプリティビ・ナラヤン国王に因んだ、
プリティビ・ナラヤン市当局→グルカ(Gorkha)市当局

国民の愚民化を進めたラナ家の専制政治から
解放したトリブワン国王の名前に基づいた、
トリブワン市当局→ゴラヒ(Ghorahi)市当局

パンチャヤット制を敷いたマヘンドラ国王のあとに命名された、
マヘンドラ・ナガル市当局→ビム・ダッタ市当局

となった。

ギャネンドラ元国王が退位した後、急速にこのような改名が実施されている。
ただ、疑問に思うのは抑圧的だったマヘンドラ国王は別として
なぜ歴史的に現ネパールの成立に多大な貢献をしている
プリティビ・ナラヤン国王とトリブラン国王の名前が抹消されつつあるのだろうか。
彼らの名前の抹消は一つのネパールということを否定することにならないのか。
新ネパールのアイデンティティが問われている現在の歴史認識が今問われている。
多民族国家ネパールも「人種のるつぼ」を象るのか、
「サラダ・ボウル」として協同していくのか、
それとも新たな形作るのか
しっかりと話合っていく必要がある。

私立学校の国有化は可能か!?

 2008-11-09
一か月で二回目の風邪をひいて寝込んでしまっている。昨日一日寝て、今日少し回復した。
季節の変わり目、よく風邪をひく。皆さんもどうぞ気をつけて下さい。

さて、先日マオイストの野望を見せつける発言を財務大臣がした。私立学校を将来的に国有化するというのである。(保健と)基礎教育は基本的な人権であり、国にはそれを供給する義務があるというのである。そのため、私立学校を運営するものは他分野に活動するようお願いしたようである。

しかし、国が保障すべき基礎教育は質の良い教育でなければならない。
読み、書き、計算を教育の質と考えたテストで見る限り、
ネパールの現在の公教育は決して質の良いものであると言えないし、
設備的にも不十分なことが多い。
このような状況の中で都市部を中心に中産階級や富裕層は
私立学校を利用することがほとんどである。
テストの点数を見る限り圧倒的に私立学校が質の良い教育を
提供しているのである。

歴史的に見ても70年代に私立を禁止して公立一本でやっていこうとしたが、
富裕層や公立教育を実施する公務員自身さえそれを却下し、
自分の子弟をインドへ留学させたのである。
当時より私立教育のニーズが拡大しつつある
今では私立への制限はさらに困難になることだろう。

また、教育予算に当てるための資金は世界銀行からの貸付である。
世界銀行は貸付の条件として私立の促進を提示しており、教育予算は
世界銀行の貸付から補われている限り私立の国有化はありえない。

国としてやるべきことは質の良い私立学校の足を引っ張ることではなく、公立学校の質を向上して私立と競争できる環境を作ることである。競争と言っても生徒を選べる私立学校と皆平等に教育をすべき公教育の競争は公立にとっては不利であるが、高い授業料を払って私立学校に通うより質が高ければ公立でも良いという人が多くいることから、有利に私立に通っている人々を魅了することも可能である。
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