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在日ネパール人児童の教育

 2008-12-10
政治家の欲があまりにも見え見えで醜くなっているネパール政治からちょっと離れて、
今日は在日ネパール人児童の教育の話を書くことにしよう。
以下、10月からやっている仕事を通して思っていることをまとめていて、
多くは私の推論である。


先日友人のジギャン氏が明らかにしてくれたが、在日ネパール人の正式な人数はおよそ9384人とされているが、不法滞在者も含み2万人近くいるといわれている。

日本に教育を受けている外国人児童の数自体は2万人弱(在日外国人登録者は約200万人)だが、中国語、ポルトガル語、スペイン語を母語とする児童が一番多い(参考:文部省)。少数派のネパール人児童は多くても50人~60人程度ではないかと私は予測している。このうち5~6人のケースをみて以下のことを言えるのではないかと思った。

ホワイトカラー
ネパールの政情不安定も手伝って、多くのネパール人留学生が日本に残り就職をするケースが増えてきている。また、海外で学歴を修得して日本に仕事をしにくるケースも少なくない。このような親をもって生まれた子どもは、最低限の日本語しか必要としない、月7・8万の授業料と多額の寄付金がかかるインターナショナル・スクールに行かせてもらうことだってできるだろう。また、日本語が必要とする日本の公教育にさえ簡単に順応させることができるだろう。日本にホワイトカラーの仕事をしているということは親もある程度日本語ができ、子どもの日本語学習をフォローできるということだ。

ブルーカラー
一方で日本ではホワイトカラーの仕事をする外国人よりブルカラーの仕事をする外国人(特にネパール人)が多いと思う。90年代から多くのネパール人がインド料理店のコックや工場の労働者として入国してきている。このような親を持つ子どもはどうか!?まず、高価なインターナショナル・スクールに通わせることは絶対ないだろう。公教育で日本語学習をしながら通うにも、日本語の読み書きを十分に把握していないブルカラーの親が多く、子どもにとって不利である。このような状況のなか、子どもがなかなか日本に馴染んでくれないと親は決まってネパールの全寮制の学校に入学させるという傾向にある。

一概に言えないことだが、個人的にネパールの全寮制の学校についてよくは思わない。詰め込み型の教育が中心で、平気で体罰を下す。それに家族がバラバラで、親と離れて育つ子どもは本当にかわいそうだと思う。なんとか親がいる日本で努力して日本語を習得して欲しいのだが、努力で家庭環境が超えられるかどうか疑問である。というより、家庭環境で努力する度合いが決まってしまっていると言った方がいいかもしれない。
(義務教育後の進学問題を踏まえて議論を拡大させることもできると思うが、今日はここまで)
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