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弁明会見

 2009-05-06
本日、問題のビデオに関する記者会見をプラチャンダ党首が行った。強気な態度でプラチャンダ党首は、文脈の異なる(戦闘中の)状況でのビデオだったことを明確にした。説明によると数の偽りはなく、7000人から8000人とビデオで言っている数は中央戦闘委員の数で地方戦闘員と市民軍を含めば10万人に達するという。また、軍の解体に関しては戦闘中に党員を励ます言葉であって、和平協定に基づいて軍統合が行われるとしている。政権参加に関しては、ヤダブ大統領の違憲した決定が取り消されたら戻る可能性を示唆している。

一方、コングレス党はマオイストが政権を率いる権利を失ったことを主張している。どうやら統一ネパール共産党が率いる連立政権を成立させる方向で党間で交渉が進められている。大統領は土曜日までに政権を成立させるよう各政党に呼びかけている。しかし、マオイストは過去の野党政党に見習い大統領が参謀総長の留任命令を取り消さない限り議会を妨害する方針を示している。

しばらく、混乱が続くようだが、現時点で暴力的な要素が少なくて一安心。今後の状況を見守りたい。

期限内に政権成立できず

 2009-05-09
今日から教育開発の勉強会。遠隔の東京・神戸・ワシントンをSKYPEで繋いで進行している。自分が修士の時に必要とした内容が、今は学部生から聞けるなんて、なんと幸せなことだろう。日本の教育研究に移行しつつある私にとっては、今後のために「蓄え」になることを期待している。博士論文をやりながら参加していくほど要領がよくないが、運営側にまわしてもらったので負担は少ない。

さて、ネパールの政治情勢だが、前回の記事から特に進展はない。今日までに新たな政権を作るようにヤダブ大統領は指示しているが、99%、それは無理。まだまだ、各政党は内部会議に忙しいし、政党間で合意にこぎ付けたとしてもマオイストは、大統領による参謀総長への留任命令が取り消されない限り、(マオイストは象徴的な権威としての大統領に留任権限がないことに違憲性があり、民主主権が崩壊すると主張しているため)議会を開催させない方針をとっている。議会を通さない限り、首相は任命できない。昨日刊行のNepali Times, CK LAL氏のコラムには大統領が威張らずに自分の命令を取り消し、法廷から参謀総長解任問題を解決するよう促している。まさに、その通りだ、この問題は法廷に持ち込まれていれば、もうちょっとマシな政治状況になってたはず。さて、各政党・大統領はどのように決着をつけるのだろうか。

現在の主な政党のスタンス:
マオイスト:大統領の留任命令が取り消されない限り、議会を運営させない。取り消された場合、政権をリードする可能性もある。

ネパール統一共産党:次の政権をリードする意向を示している。ただ、党内に現党首カナル氏と前総書記ネパール氏(コングレス党とコングレス党寄りのオリ派が支持)を首相にする二つのグループに分かれている。2つの選挙区で負けているネパール氏を支持する心境がいまいち分からないのだが(フィクサー的で“真面目”という評価はあるが)、首相となれば国民からかなりの反発が予想される。

コングレス:議席数で第2の政党であるにも関わらず、政権を率いるつもりはまったくないようだ。ネパール統一共産党を次政権をリードするように促しているという。

マデシ・フォラム:まだ内部会議中だが、新政権はリードしない方針を出している。報道では、マオイストが率いる政権を支持するグループ(ヤダブ党首・外務大臣)と統一共産党がリードする政権を支持する(ガチャダールインフラ・労働大臣)の二つに別れている。
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