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メディア・クーデター

 2009-05-06
昨晩、京都から帰った。どうやら京都にいた四日間でネパールは危険な方向に向かってしまっている。ここ数日のネパールの動きをまとめると、
3日 マオ政府による参謀総長解任→大統領による参謀総長留任命令
4日 大統領による参謀総長留任命令を受けてプラチャンダ首相が辞任
首相の辞任はマオイストのプラチャンダ党首としては暫定政府のコイララ元首相より迅速な対応や党の方針を貫いたことでプラスのイメージをもたらしたが、その数時間後にはプラチャンダ首相が人民解放軍の数を偽ったことやネパール軍の解体などの詳細な計画を語っているマオイストの内部ビデオが放映された。

ビデオは昨年1月2日のものだが、今になって、この絶妙なタイミングで放映された理由には何かの陰謀が見え隠れする。やはりこのような報道で利益を得るのは人民解放軍と統合されようとするネパール軍なので、ネパール軍による情報操作・メディア・クーデターと言ったほうが一番有力だ。また、面白いことに初めて放映したのは国王よりの放送局であり、国王の復活もささやかれている。もちろん、裏には巨大隣国の介入もみえる。

マオイストによるこのような“詐欺行為”、プラチャンダ党首のいう“政治的ゲーム”、によって、彼らの政治的地位が失墜しただけではなく、ネパールをさらなる混乱へ陥れようとしている。
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弁明会見

 2009-05-06
本日、問題のビデオに関する記者会見をプラチャンダ党首が行った。強気な態度でプラチャンダ党首は、文脈の異なる(戦闘中の)状況でのビデオだったことを明確にした。説明によると数の偽りはなく、7000人から8000人とビデオで言っている数は中央戦闘委員の数で地方戦闘員と市民軍を含めば10万人に達するという。また、軍の解体に関しては戦闘中に党員を励ます言葉であって、和平協定に基づいて軍統合が行われるとしている。政権参加に関しては、ヤダブ大統領の違憲した決定が取り消されたら戻る可能性を示唆している。

一方、コングレス党はマオイストが政権を率いる権利を失ったことを主張している。どうやら統一ネパール共産党が率いる連立政権を成立させる方向で党間で交渉が進められている。大統領は土曜日までに政権を成立させるよう各政党に呼びかけている。しかし、マオイストは過去の野党政党に見習い大統領が参謀総長の留任命令を取り消さない限り議会を妨害する方針を示している。

しばらく、混乱が続くようだが、現時点で暴力的な要素が少なくて一安心。今後の状況を見守りたい。
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