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明らかなインドの介入

 2009-06-01
今日はネワール民族が自治区を要求してストライク。30以上の交通車両が党員によって壊されたようだ。カトマンズ付近ではまだ別の自治区を要求するグループが現れていないと思うが、今回のストライクの意図はたんに政府に「抑圧」を与えることだけを目的にしていると思われる。これより、南部のタルー民族と「一つのマデシ自治区」要求は明らかに解決困難な問題。各政党はのらりくらりかわすだけで、決着つけることができていない。さて、自治区問題どのような解決方法を向かうのだろうか。

内閣は、今日まで完成されると言われていたが、結局各政党で決着がつかず、今日も発表されていない。一方、インド大使はコングレス党のコイララ元首相とネパール統一共産党のオリ氏に会って、早く内閣を組閣することを「指示」したという。ネパール首相が首相になって一週間、すでに2回インド大使と会っている。マオイストが参謀総長を解任しようとしたときには10回以上プラチャンダ前首相に会い、解任をやめるよう言ったという。明らか様なインドの介入には国民から強い反発があるが、そんなのリーダーたちには関係がないようだ。

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「権利」と「義務」

 2009-06-01
今日はネワール民族によるストライクだが、昨日は非正規教員と私学に働く教員によってカトマンズ内の学校閉鎖。非正規教員の正規化、私学教員も公立学校並みの保障を求めている。

確かに、非正規教員や私学教員の雇用状態は劣悪だ。非正規教員で現在このような運動を展開しているのは、正規になる機会を得られずに何年も非正規教員を続けている人が多い。しかし、中では正規教員になる試験を合格できない教員がいるのも事実。そして、このような教員ほど政治的に活発であることは言うまでもない。教育行政が政治介入で非正規教員を定期的に正規にできていないのがこの問題の根本的な原因だ。

一方、私立学校は「利益追求」が最優先となれば、公立学校並みの雇用保障しない・できないのは当たり前。特にネパールの多くの私立学校は小規模で、授業料も手頃で中産階級から高い人気を得ていて、雇用保障ができないのが普通。近年の税金上げや教員のこのような要求運動で運営が厳しい状況に追われていると聞く。公立学校の質が良ければ、私立学校の縮小は肯定化できるかも知れないが、現在の公教育の状況ではこのような小規模私立学校の淘汰されていく状況は子どもの学習権をはく奪することにつながることが懸念される。

教員によるストライク等も同じようなこと。子どもの学習を保障すべき教員自身が子どもの学習機会・環境を悪化させている。教員の雇用改善は彼らの「権利」であれば、その権利に付随する学習権を保障する「義務」をしっかり果たしてもらいたいところである。暗記中心の公立・私立両方における子どもの学習状況が良いとは言えず、教員に子どもの「学習」の概念が希薄である。

残念なのが、ネパールでは、教員に限らず多くの職業で、この「権利」に付随する「義務」が軽視されている。

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