治安悪化と生活の質向上
2009-08-12
昨日、パタン市内のネパール・コングレス党の本部がある建物で爆破テロが起きた。すでに予告が合った犯行だったので、幸いケガ人はなかった。パタン市内の別の場所でも爆弾が仕掛けられていたが軍部隊が解体に成功し、被害はなかった。犯行声明は教会での爆破テロで有名になったネパール防衛軍で、ネパールをヒンズ国家に戻すよう要求している。ネパールでは現在、タライを中心に100を超える武力組織が活動中であり、治安は日々悪化している。一方で、昨日発表された労働調査によると10年前の労働調査と比較してネパール人の生活の質が向上したという。比較のもととなる10年前のデータを示してない記事だが、16000世帯を対象に行われた調査によると、主な調査結果は以下の通りだ。
1.家を持っている世帯:89.2%
2.借家:9.2%
(残りの1.6%は路上?)
3.テレビがある世帯:33.2%
4.ラジオがある世帯:57.9%
5.固定電話がある世帯:9.8%
6.携帯がある世帯:28.3%
(繋がりにくい携帯だが。)
7.パソコンがある世帯:3.1%
8.農地がある世帯:78.4%
9.出稼ぎしている(人がいる)世帯:29.1%
10.電気を利用できる:56.1%
(18時間の停電に見舞われることもあるが)
11.LPGガス利用者:12.3%
12.調理用に木材を使う:68.4%
10年も立てば多少のインフラ整備も進み、発展もするものだが、貧富の差が益々進むネパールである。この貧富の差が紛争の種となる。果たして、平和なしに物質的な発展のみが真の発展と言えるのだろうか。





