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属国を認めた政治家

 2009-12-31
ネパールは二大国に挟まれた立地条件のせいで、経済的に様々な制約をうけてきた。それでもネパール国民は、「独立」を保ってきたことを誇りに思ってきた。しかし、先日のダハル党首(マオイスト)の発言は、ネパールを属国と認めたと言っても過言ではない。

第3段階の街頭運動の終了を告げる演説で、現在のネパール首相を率いる政権がインドが操っているものと批判し、今後はインド政府と直接話し合いを進めるとしている。ネパール政権がインドから完全にバックアップを受けているのは言わずと知れた事実である。マオイストが第一党であるにも関わらず、孤立し続けている背景にもインドがいると言われている。マオイストがネパールで成功することは、インド内のマオイスト派を勇気づけることになり、インド国内の政情不安定につながることが、インドのネパール政治への介入の一要因として考えられる。そのためインドは、明らかに直接介入となるようなことを堂々としてきた。今回の発言は、そのような様々な介入への皮肉であると同時に、孤立し続けるマオイストが政権に返り咲きたいための本音を出してしまったといったところだろうか。

ネパール国民の私としては、いかに二大国との外交関係を活かし、ネパールを発展させるかが政治家にとって課題だと思う。しかし、現在の政治家たちは自分らの意思で動いているというよりも、大国の意思に振り回されている。

2009年も今日で終わり。2010年5月には新憲法を制定されなければいけないのだが、現在の政治情勢ではそれは不可能である。果たして、2010年はネパールにとってどんな波乱な年になるのだろうか。



不定期的で拙いこのブログを今年一年も愛読して下さりどうもありがとうございます。博士論文の関係で、来年も不定期的な更新になると思いますが、2010年もどうぞよろしくお願いします。
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