スポンサーサイト

 --------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

出口の見えないトンネル

 2010-05-26
落ち着きのない5月末。世の中どうなろうとしているのか。
日本の政局もグダグダ、韓国・北朝鮮がピリピリ。
そして我が国、ネパールはドロドロ。
何かのための過程なのだが、何の過程なのかよくわからない。

隣のTWITTERアプリで表示させているように、
連日のように「主要三党合意なし」と書いているのもつまらなくなったので
今日はブログで簡単にまとめてみることにした。

相変わらず、主要政党が自分の主張を曲げることはない。

注目のマオイストの中央委員会は、ややこしい決定を出して終了。
「制憲議会は、憲法制定まで解散させるべきではない。
しかし、全政党参加の政権を発足させなければ延長させても意味がない。
まずは、ネパール首相の辞任から。」というのである。
制憲議会の大切さがわかるなら、延長に簡単に合意しようよ。。。
といいたいところだが、先日の5日間ゼネストが何の成果なしに終わったので
マオイストとしても無条件で降参すると今後なめられることが確実なので、
今後を考えた合理的な決断だろう。

ネパール首相は、相変わらず「僕はやめない!」の一点張り。
三歳児か!と突っ込みたくなる。
たぶん、それより頭悪い。
この間、「マオイストに気に入られるために制憲議会に賛成した。
(それを彼ら自身が解散させようとしている。)」
とテレビで轟々してしまった。
次の日に、与野党から批判が相次ぎ、「自己批判」で事無き終えた。
「ペロッと出てしまいました」と。
それを失言と言う!
まぁ、心の中のことをよくぞ出して下さいました。
だからこそ、二つの選挙区から落選するのだ。

なのに、権力にいると「自己批判」だけで済んでしまうネパール社会である。
もうちょっとちゃんと謝って欲しいものである。
それをちゃんと追求できないネパール首相の統一ネパール共産党も
ネパール首相みたいにわけのわからない政党だ。
「憲法制定のためにはネパール首相の辞任が重要だ。」と
たまにいいことを言う人もいると思えば、
そのリーダー(ガウタム前内務大臣)の勝手な発言として、
党として制裁を加えるとしてしまった。
これでは、この政党から正しいことを言う人がいなくなる。

コングレス党は、次の首相の座を狙っている。
まぁ、順番的に考えても、マオイストも終わり、
統一共産党も終わりかけているし、
次はもちろんコングレスの番だ。
政権の順番なのか、国家財産の悪用の順番なのか、それはまた別の話。
こちらは、一貫して軍統合問題やマオイストの青年組織の軍部体系の解体などを求めている。
一貫した主張をする政党なのだが、コングレス党内に残念ながら首相の器を持つ人間がいない。
おそらく、コングレス主導の政権になれば、
まだ別のグダグダで、始まる前から終わりが見えてしまうだろう。

さて、このような状況だが、5月28日後どうなるか!?
「29日が来る!」と冗談を言っておられる方々も多いが、
僕も含め、ネパール人一人ひとりに関わってくる問題なのでこんな冗談はドン滑りに決まっている。

制憲議会議長も言っているように、
5月28日に暫定憲法が延長されなかった場合、
自動的に制憲議会が解散になる。
おそらく、その後は、非常事態を宣言し、
大統領が政権をとることだろう。
これをマオイストが黙ってみるわけないので、
(すでに、マオイストは5月28日議会解散となれば
29日に人民憲法を街頭から制定するとしている。)
激しい抵抗をみせることだろう。
これで、軍が出てくることになれば、
必ず流血騒動が起きるだろうし、
ネパールが内戦に逆戻りするという最悪なシナリオが頭によぎる。
可能性は他にもあるが、ここで最悪なシナリオにとどめておく。
とにかく、暫定憲法が延長されなければ、ややこしいことが増えることは確実。

今までギリギリで色々と決めてきたネパールだからギリギリでもいいから暫定憲法の延長を決めることを祈りたい。現段階でそれ以外の最善の選択は政党に残されていないはずだ。果たして、出口の無いトンネルに思える現状況を打開する希望の明かりは見えるのだろうか。暫定憲法期限切れまで残り48時間。
スポンサーサイト
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。