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国民の怒り爆発

 2011-01-23
国連のミッションが帰って、約一週間。
マオイストの人民解放軍をネパール政府が率いる特別委員会の指揮下におく式典が昨日盛大に行われた。
これで少しは和平プロセスも進めば良いのだが、
相変わらず合意の政府ができる見込みがない。
21日までに合意の政権を樹立するように期限が設けられていたが、
間に会わず5日間延長となった。
現在も主要三政党の話し合いが続けられている。

こんなズルズルとした、そして自党優先の政治家に対して国民が怒りを覚えるのも無理がない。
20日に、このような国民を怒りを示す事件が起きた。
統一共産党の議長であるジャラナート・カナルがイタハリ郡での党主催のプログラムで
平手打ちを食らったのである。
殴ったのは、百姓のデビー・プラサード・レグミ氏(53歳)。
国政が悪くなっているのに対して、自分の利益に翻弄されている政治家にうんざりしたから殴ったと主張している。
ネパール語のブログMysansarで彼のインタビューが載っている。

彼は、過去に統一ネパール共産党の党員だったとされているが、
イタハリ支部がこの報道を否定しており、
マオイストの支援者だと主張し厳しい処罰を求めている。
また、事件を受けて統一共産党の若手組織がお得意のチャッカ・ジャム(交通妨害)をしている。
すでに、彼は拘束中で15日間留置されると報道されている。

事件に伴って、ネパールのネット界では大いにこの事件を賛同する人が多い。
中には、海外から彼の勇気をたたえて1万ルピーを贈りたい、
そして次に誰かが同じことをやれば2万ルピーを贈るとする人物まで現れた(Nepalplus)。
また、彼の拘束に対しても、
「大臣が他人に暴力を奮っても拘束されないのに、
一般市民が自分で選んだ政治家に平手打ちぐらいして何が悪い。
大臣に法的処置をとってから拘束してくれ!不平等だ!」
というコメントなどもある。

しかし、このような国民の怒りを政治家に伝わっているかどうかは怪しい。
雑誌報道を見る限り、この事件を国民からの忠告というように捉えているより
警備の問題と発言する政治家の方が多い。(忠告として捉えている政治家もいることはいる。)
はたまた、他党の仕業とブレーム・ゲームにしている。

ネパールの政治は、相変わらず国民不在の政治である。
しかし、
暴力は暴力の連鎖しか生まない。

追伸:どうやらレグミ氏を支援するホームページまで立ち上がったようだ。
http://www.deviprasadregmi.info/
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