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02/23のツイートまとめ

 2011-02-24
dipskyjp

FC2ブログアクセスしにくいなう^^;
02-23 18:40

ネパール政治:新首相が決まって2週間以上経っても組閣ならず。マオ派との密約で大いにもめている。閣僚なしでも、ネパールはまわっていくと証明しているようだ。
02-23 18:43

教育分野で重要な判決。最高裁、高校まで無償教育を提供することを命じる判決を下した。RT @educatenepal: Provide free education till Plus Two: SC http://bit.ly/fI6nCJ
02-23 18:46

現実問題、高校まで無償教育を提供する予算はないし、これを実現する行政能力も不十分。ネパールには、先進国にも勝る計画・判決はたくさんある。でも、ほとんどが絵に描いた餅。
02-23 18:52

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現在のような無償教育は必要ない

 2011-02-24
政治が一向に前進しないネパールだが、教育分野では画期的な判決が下された。
全国学生組織の元会長が国家を相手に「高校までの無償教育の提供」を求めた
裁判で勝利をおさめた。(参考:The Himalayan Times)
(但し、私立教育はこの判決に従う必要がない)
日本でも、ようやく最近になって高校の無償化が実施され始めているので
開発途上国のネパールでこのような判決が下るのは画期的というべきだろう。
しかし、ネパールの多くのことがそうであるように、
「絵に描いた餅」であり、その実現性が低く、
しかも根本的な「教育の質」の問題について十分議論が進められていない。

現在ネパール政府は学校教育改革を進めており、
すでに不可触民や低開発地域のカルナリ郡では無償で公立の高校まで通うことができる。
また、初等教育まで無償だった公教育を段階的に前期中等教育(第8学年)まで拡大している。
(現実では、何かしらの費用を支払う必要があるのだが、政策上では「無償」である。)
そのため、ネパールの本年度の教育予算は全体予算の17.5%と過去最高額となっている。
これをさらに高校教育まで無償化することになれば、
かなりの予算増額が必要とされる。(参考:The Himalayan Times
しかも、前期中等教育までの無償化だけでもかなり手間取っている様子の
行政能力では、高校まで無償化するには相当時間がかかりそうだ。

しかし、現段階のような教育の質では、高校まで無償の教育を提供しても
それが果たして受ける価値があるものなのか大いに疑問が残る。
現在、国際的な潮流もあって、主に初等教育に重点をおいて教育政策が実施されているが、
それでも公立学校で通っている子どもの基礎学力(主要科目の点数)が
50点台と低い(データが2000年前後で少し古いが)。
また、初等教育を出たのに読み書きもできないという事例も数多く報告されている。

公教育がこのような現状だが、
ネパールはますます学歴主義の社会になりつつある。
教育は、成功をつかむための条件であり、
それには自分の親がどのような社会経済的地位なのか
強く影響している状況にある。
社会経済的に優位な立場にいる親は、
自分の資源を用いて、
自分の子弟に質の良い教育を保証している一方で、
公立教育にいる大多数の子どもたちは
「無償」という名の時間の浪費をさせられている。

私立教育を含めネパールの教育の質について十分な議論をせずに、この問題は解決できない。
今回の判決がそのきっかけになることを切に願っている。

{英語だが、もう少し具体的にコチラでまとめているので興味のある方は読んでみてください。)
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