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「連立」政権の行方

 2009-05-31
新内閣が組閣されて一週間も経とうとしているのに、まだ具体的な顔ぶれが見えてこない(ネパールの閣僚の写真と名前はコチラ)。

主な政党の動きをみてみると、コイララ前首相が独裁を続けるコングレス党はコイララ前首相の愛娘であるスジャータ・コイララを代表に閣僚を決めるべきではないかともめている。汚職家、そして民主に嫌われる政治家として知られる彼女だが、「権力をもつ」どんな人間にもチャンスを与え続けるネパール政治では彼女が入閣してもおかしくない。ただ、彼女はマオイストが参謀総長を罷免する際に党決定に反してマオイストの決定を支持している。党からみたら彼女は反逆者になるが、コングレス党独裁者の愛娘としては閣僚となる権利があるのだろうか。党内では彼女の立ち位置を含め、具体的な閣僚指名で大いにもめている。

今回の連立政権の参加決定で党分裂の危機にあるのが、マデシ人権フォラムである。マオイスト派のヤダブ党首(前外務大臣)とコングレス寄りのガチャダール前インフラ大臣。今回の連立政権参加に消極的なヤダブ党首に対し、積極的なのが、ガチャダール前インフラ大臣。汚職政治家で有名なガチャダール氏が今回狙っているのが副首相のポストだという噂もある。ただ、党内部の争いでなかなか具体的にフォラムも閣僚を指名することができていない。(報道によると、ガチャダール氏は閣僚のリストをすでにネパール首相に渡しているが、これは党決定ではない。)

連立政権を率いているネパール統一共産党さえ、カナル党首とネパール首相・コングレス寄りのオリ氏で対立があるという。もちろん、自分寄りの閣僚を指名したいので統一共産党からも閣僚の名前が出てこない。

明日までに、内閣を完成すると各政党は合意しているが、はたして間に合うのか。初めから躓きだした連立政権である。

こんな中、議長がマオイストが提出した大統領の参謀長留任問題の動議を議会で話あわないことを発表。各政党により意見が大きくことなる上、議会が大統領の違憲性を問うことはできないとしている。確か、議会を妨害していたマオイストがこの動議を話し合う条件で妨害をやめ、新首相が議会から選ぶ道筋が開かれたのである。動議を話合わないことはさらなる妨害や抗議運動の始まりである。すでに、マオイストは街頭運動を始めることを宣言している。無論、政治混乱によるリーダーシップ不足や街頭運動による日常生活上の困難で苦しむのは一般市民である。
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