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予算案の評価

 2009-07-14
首相になって初訪問がインドという伝統を前回、マオイスト党首のプラチャンダ前首相が中国訪問で覆してはいたが、ネパール首相の初訪問先はインドではなくエジプトとなった。非同盟諸国首脳会議のためだ。たまたま、来年度の予算の決着がついたことと、首脳会議の日にちが早く決まっていたからかはわからないが、国境付近の侵略問題で反印意識がかなり高まっていることも多少は考慮していると思う。

予算案は現在審議中だが、マオイストが議会妨害をやめたものの審議のボイコットをし続けている。予算に関しては賛否両論だが、基本的にはどこまで実効できるかが問題。言うには何でも言える。
Nepalnewsの様々なアクターへのインタビューに基づく簡単な評価記事は以下のように予算案を評価している。

評価点:
・農業重視、私的セクターを促進する動きは良い。
・以前の予算案を継続して、新たな計画を付き加えている。
・前年度の目標よりは達成可能な予算案である。
・経営会は税率引き上げがないことを肯定的にとらえている。
・インフラ整備や水力発電に予算を充てている。

批判点:
・マオイストが提案したものとそれ以前のものを継ぎ接ぎしたもの。
・公務員の給与をあげるべき。
・焦点がない。
・目標が高すぎる。(現在の治安状態では7%の成長率達成は困難)
・経済学者が提案する予算額よりかなり大きい予算で、その出所が不明。
・インフラ整備に私的セクターの役割を軽視。

予算案にもっとも不満を見せているのが、それを実行する公務員である。本日、公務員組合による財務省「囲い込み」が実施されたようである。政府の目標を達成するためには公務員を喜ばせないには話にならない。ネパールの公務員に蔓延る汚職はよく知られている。公務員の安定性と「二次収入」は常識となっているのである。公務員の給与が上がったとしても業務の向上につながるとは思わないのだが、公務員の給与が上がらない理由に汚職が増えるのが目にみえている。政府は給与上げを引き換えに、汚職・怠慢への厳しい取り締まりを交渉すべきだと個人的に思う。
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