ネパール企業で働く:従業員向けのイベント
2009-09-25
まだいつになるかわからないが、きっと近未来であることを信じ、就職先としてネパール企業のことを調べることがある。また情報通信の進歩によって会うこともない同級生が、どのように、どこで働いているのかがわかる便利なご時世である。近年目につくのが従業員向けの様々なイベントである。誕生日会、ボーリング、定期的な飲み会、従来外国人が対象だったラフティング、また一流企業では海外(インド)訪問が一般的になってきている気がするのは私だけだろうか。



以前は、会社からのイベントといえば、年一回の遠足というところではなかっただろうか。消費文化の趨勢とも言えよう。近年の不安定的な政治状況による人材の外国への流出や文化となりつつストライキを防ぐ経営者の努力ともとらえることができる。
しかし、お気づきになったかも知れないが、これらの企業に働くのは中産階級以上のごくわずかな層である。上記のようなイベントを行っていると情報を得ているのは現在盛んな情報通信企業や旅行業者であり、「コネ」や「学歴」がある中産階級以上が従事する職業なのである。
低所得層が従事している多くの職業は単純労働であるため代替の労働者はいくらでもあり、労務管理に重点を置く企業は少ない。また多くの企業が内戦期間および現在のネパール南部の不安定な治安によって全滅しているところも多い。
傍からみている私としてはますます格差を実感するのだが、当事者たちはどのように思っているのだろうか。





