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内から外へ:第4段階街頭運動

 2010-01-05
本日閉幕したマオイストの中央委員会議を代表してダハル党首が、「文民主権」を訴えている街頭運動の第4段の詳細を発表した。今度は、「文民主権」よりも重要なインドの介入に反発し、「世俗国家」の立場を守るための運動であると主張している。

詳細な街頭運動の予定は、(Kantipurの報道に基づく)
1月10日まで  全国各地で国民と交流
1月11日     インドの違法占拠があるとされる国境地帯にデモ行進
1月14日     過去のインドとの条約のコピーを放火
1月19日     インド大使館とシンガ・ダルバール(政府機構が集中する地域)を包囲
1月19日~24日 全国各地で集会

このような運動を始めることに先立て、ここ数日、盛んにインドの介入に関する報道がみられる。数日前に制憲議会の国境調査委員会は、ネパールの領土が大幅にインド側に違法占拠されていることを報告している。また、ダハル党首はインドが、現在の政局を打開するために、バブラム・バッタライ(マオイスト、ナンバー2)を首相にすることを提案してきたことを暴露して政党内への直接的な干渉を指摘している。

インドの介入は、今に始まったことではない。領土問題も数10年前からある話だし、各党へのインドの影響力は明らかに存在してきた。
国内が不安定な状況で、外の影響力を理解して対処するのはともかく、今回のような外を威嚇する行動は破滅への道であるように思える。第4段階の街頭運動は、インドに対して痛くも痒くもない運動であることぐらい、マオイストもわかっているはずである。彼らの狙いは、インドの支持を受けている現政府をインド批判で揺さぶることだと思われるが、果たしてそれで何か肯定的な結果が出るのか、国民が期待している制憲につながるのか、大きな疑問である。
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