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祭りの話

 2008-07-27
近年王政廃止・民主化プロセスで注目を得ているネパールなのだが、
以前は観光国家として有名だった。
観光といえば、ネパールのヒマラヤ山脈や世界遺産の宮殿やお寺が頭に浮かぶかも知れませんが、
実はそれ以外にもネパールは祭りの国としても知られている。
ネパールにはこれだけのお祭りがあります。

昨日も祭りの一つボト・ジャトラであった。
ボト・ジャトラを説明する前にマッチェンドラナート山車巡行を説明しなければいけない。
マッチェンドラナート山車巡行はパタン市に住むネワール族のお祭りで、
雨乞い祭りの一つでもある。
約2か月(5月中旬~7月中旬頃)も続くお祭りはパタン市最大のお祭りとも言えよう。
そしてそのクライマックスが昨日行われた「ボト・ジャトラ」なのである。
(なお、祭りの写真に関しては外部のサイトになってしまいますが、
こちらがお勧めです。)

マッチェンドラナート山車巡行:名前でもわかるとおり、山車を引くお祭りである。ビルの5階建てぐらいに建てられた山車を紐で引っ張りながら町を一周するのだ。砂糖黍、木材や竹で作られる山車はもちろん脆弱で何回も倒れたりするが、何回も修復されながら祭りが続けられる。迫力があって大変見ごたえのあるお祭りなのだ。

神話:約1600年も続くお祭りには以下のような言い伝えがある。
昔々カトマンドゥ盆地はひどい干ばつと飢饉に見舞われた。
その理由は何かと探っていたところゴラークナートという仙人(ヒンズ教のシーバァ神の化身とも言われる)が、雨を降らすとされる大蛇(ナーガ)を捕まえていたのである。
この状況に困った当時の王はゴラークナートの息子である
マッチェンドラナートをアッサム地区(現在のインド)間で行き連れてきたという。
そして、息子に会いに行っている間に大蛇は救出され、
雨が降ったという話である。
その時から、カトマンズ盆地の国民のため出向いてくれたマッチェンドラナートを祭ることになったとのこと。
(物語はもっと長くて面白いのだが、簡単にまとめてみました。)

ボト・ジャトラ:上記の通り、この祭りのラストを飾るものである。山車巡行の最終地点であるジャワラケールという地域に着いた山車の中にいるマッチェンドラナートの象が来ている(ボト‐ベスト)を見せるジャトラ(お祭り)なのだ。これをみた人には幸運が訪れるという。

神話:このボト・ジャトラが行われることにも神話がある。
大蛇の王妃(ナギン)が目を痛めたことを心配して王(ナーガ・ラジュ)がある日
それを直せる人を探しに出かける。たまたま見つかったバイディヤ(漢方医)はその痛みをみごとに治療してみせる。これに大喜びした大蛇の王は様々な宝石で飾れているボト(ベスト)をプレゼントする。
バイディヤは普段でもそのベストを着て農作業に出かけるようになるが、
ある日それが盗まれてしまう。
たまたま、マッチェンドラナート山車巡行でバイディアとボト盗人が出会い大喧嘩に発展してしまう。誰がベストを貰うべきか王が判断することになるが、両側の主張も満足いくものではなく王はマッチェンドラナートにベストを供えることを決める。そして、マッチェンドラナート山車巡行が終わる日にボト(ベスト)を見せる風習が定着したという。
(この物語もだいぶ省略しています。)

政治的な話をちょっと含めると、国王が毎年このお祭りに参加することになっていたが、
昨年の国王権利はく奪に伴い、国王に代わって去年はギリジャ首相今年はヤダブ大統領が参加している。

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