軍併合委員会
2008-10-30
ティハル祭のどさくさに紛れてあまり注目されていないが、軍併合委員会が漸く28日(火)にできあがったようだ。
マオイストがこの委員会をリードすべきではないという
野党のコングレス党を含む他党の厳しい非難を受けてか
内部大臣(兼副首相)がこの委員会をリードすることに決まったようだ。
委員会にはマオイストから防衛大臣のタパ氏と平和・再構築大臣シャルマ氏、
マデシ人権フォラムからはハビブッラ教授が参加すると発表されたが
もう一人の野党コングレス党からのメンバーとは誰かは未定となっている。
どうやら委員会に入る前に組織をさらに「代表性のある」ものに
したいと主張しているようだ。
他にも少数派の政党からも自分らがなぜ含まれないのか疑問の声があるようだ。
それに対してプラチャンダ首相は効率的に実施するためには少数メンバーの方が
良いと主張している。
民主主義の欠点でもあるのだが、
どこまでを含めたら「代表性」のある組織ができるのか疑問が残る。
なのに、ネパールにおける現在の政情をみているとやたらと「代表性」について
こだわっているのがわかる。それが実際の「代表性」になればいいのだが、
実際は名ばかりの代表性になっていると感じるのは私だけだろうか。
個人的にはネパール軍にマオイストの「人民解放軍」を併合するわけだし、
ネパール軍から強い反発がある中で他政党よりもネパール軍からの代表を含めずには
併合問題は解決しないのではないかと思う。
とにかく、軍併合は急を要する課題である。
28の仮基地の約2万人の人民解放軍の生活環境は
様々な報告を聞く限りひどい状況なのだ。
彼らがタライで活動中の武力組織に流れることが
あれば収拾のつかない状況になりかねない。





